9月 26, 2025
10月は3R推進月間!今日からできる小さなエコ習慣
皆さんは「3R推進月間」という言葉をご存じでしょうか。これは環境省が定めた取り組みで、毎年10月に全国的に実施されています。循環型社会の実現を目指し、ごみを減らし資源を大切に使うことを改めて考えるための期間で、自治体や企業でもキャンペーンやイベントを通じて啓発活動が行われています。日本では一人あたりが年間に出すごみの量が世界的にもまだまだ多いのが現状です。日常生活の中でいかに減らしていくかが大きな課題となっています。
そこで注目されるのが「3R」という考え方です。3Rとは、リデュース(ごみの発生を減らす)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(資源を再利用する)の頭文字をとったもので、環境負荷を減らす基本的な行動指針といえます。たとえば、レジ袋や使い捨てラップを控えることはリデュースに、マイボトルや保存容器を繰り返し使うことはリユースに、そして分別を徹底してごみを資源として循環させることはリサイクルの実践につながります。ほんの小さな工夫でも、積み重なれば環境負荷の軽減につながるのです。
その具体的な実践例のひとつとして、最近はスタッシャーのようなシリコーン製の保存容器が注目されています。使い捨ての袋やラップの代わりに使うことでごみの削減につながり、繰り返し洗って長く使えるため、自然とリユースの習慣が身につきます。さらに耐熱耐冷に優れており食品保存にも適しているため、フードロス削減という環境負荷の軽減にも貢献できます。
3Rの取り組みは決して特別なことではなく、毎日の暮らしの中でできることばかりです。この10月の「3R推進月間」をきっかけに、まずはひとつ、自分の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。