キッチンをゼロウェイストな場所に近づけるための7つのヒント

キッチンは、多くのゴミが生まれる場所です。
食品ロス問題ももちろん無視はできませんが、今回はキッチンで発生する食品以外のゴミにスポットを当てていきたいと思います。

キッチンで発生する多くのゴミは使い捨てプラスチックではありませんか?
食品を包装している袋やパッケージ等、減らすのが難しいものもありますが、リユースできるものに取り替えることが可能なものも沢山あります。

キッチンでのルーチンを変えるのはやっかいそうに思えるかもしれません。でもきっかけさえつかんでしまえばあなたが思っているよりもきっとずっと簡単です!

 

キッチンのゴミを減らす方法


①使い捨てプラスチックバッグから洗って繰り返し何度も使えるスタッシャーに変える
これは簡単ですね♪ 初期投資が必要ですが、スタッシャーを何点か揃えることにより使い捨てプラスチックバッグはもう購入する必要はありません。

長い目で見ると、ラスチックゴミを削減ことができるだけでなく、経済的にも節約できます。さらに、スタッシャーは、食品をより長く新鮮に保ち(つまり、食品ロスを減らし)、プラスチックバッグよりはるかに頑丈です。冷蔵庫の棚に“肉汁”が漏れる心配もありません。スタッシャーとゼロウェイストキッチン

初心者の方におすすめなスタッシャー スターターセット

②リユースできるバッグを食料品店に持っていく
キッチンにあるものはほとんどスーパーなど、食料品店から購入したものですよね。
そのため、実は買い物中に家庭ごみを減らすチャンスがあります。
リユースできるバッグ(大きなトートバッグ、メッシュバッグやスタッシャーも)を持っていくことを忘れないでください。
何千万もの使い捨てビニール袋が埋め立て地にいくことや、海を汚染することを防ぐことができます。
メッシュバッグは果物や野菜に最適で、スタッシャーはバルク商品を購入する際に大変便利です。
また、棚に並んだ食品のパッケージに意識することも重要です。ペットボトルではなくアルミ缶やガラス飲料を選び、可能な限りリサイクル可能のものや再利用可能なパッケージの食品を選びましょう。

③ペーパータオルをやめ、ぼろきれを使用する
ペーパータオルはプラスチックと違い埋め立て地で燃えますが、実は環境に悪影響を及ぼしています。製造に大量の樹木繊維、水、エネルギーを消費しているからです。
なのでペーパータオルの代わりにおばあちゃん世代の知恵を借り、ぼろきれを使ってみるのはいかがでしょう。ぼろきれは、古いテキスタイルやTシャツ、破れたタオルなど、なんでも大丈夫。汚れたらタオルとかと一緒に洗濯機に入れたらまた使えますね!


④ラップをリユースできるワックスラップに交換する
時より大きい野菜やフルーツを包んだり、蓋のないボウルや鍋を覆りたいのに合うラップがなくて困ることがあります。
ビーズワックスラップ(蜜蝋ラップ)は、プラスチックラップの代替品となる環境にやさしい製品です。ワックスラップは、蜜蝋やオーガニックコットンと麻等の生地や生分解性成分で処理された綿生地で作られています。蜜蝋等のコーティングによる粘着性のおかげで、ぴったりと食品や食器等を包み込むことが可能です!スタッシャーと蜜蝋ラップ

⑤「使い捨て」ツールは使用しない
使い捨てプラスチック製のキッチンツール、お皿、コップは洗浄の必要がなくとても便利ですが、地球に負荷がかかっています。
環境にやさしいと思われる紙コップでさえ、プラスチックコーティングされており、簡単に生分解されません。
家にいるときはできる限りリユースできる食器やキッチンツールを使用し、外出先では金属製のお弁当箱や再利用可能な調理器具を使うようにしましょう。


⑥プラスチック製のスポンジをナチュラルなものに
食器用スポンジのほとんどはプラスチックで作られています。そしてそのスポンジが使っている間に「収縮」していくことに気づいたことがありますか?
実は使い続けている間に摩擦でちぎれた繊維や微細化したフォームが流れ落ちているのです。
流れ落ちる小さなプラスチック繊維はすべて、排水管を渦巻いて海に流れ込むことを想像してみてください。
代わりに、生分解する天然植物繊維で作られたスクラブパッド、または天然毛のスクラブブラシを選択してはいかがでしょうか。頑固な汚れにはスチールウールもおすすめです。軽い洗浄にはぼろきれでも十分です。


⑦コーヒールーチンを「グリーン」にする
Kカップ(コーヒーカプセル)や粉末コーヒースティック、そしてドリップバッグのような一人用のコーヒーパックは確かに便利ですが、使い続けることで大量のプラスチックゴミが発生してしまいます。フレンチプレスコーヒーメーカーの使用を検討してみましょう。コーヒーフィルターすらも不要です。コーヒーかすはコンポストのバケツに捨てましょう。


あなたの番です。
ご自宅のキッチンをよりサスティナブルなものにするためのアイディアや写真を是非ご紹介ください!
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(原文:Hannah Theisen)